捻挫について

捻挫の症状と程度

「うっかり捻挫してしまった…」「足首をひねって痛い…」そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

捻挫の症状は、ケガの程度によって大きく異なります。

・軽度の場合
関節に軽い痛みや腫れがみられますが、歩行は可能です。多少の違和感や不快感を覚える程度です。

・中度の場合
痛みや腫れがより強くなり、歩いたり関節を動かしたりするのが難しくなります。場合によっては内出血がみられることもあります。

・重度の場合
激しい痛みと強い腫れが生じ、関節を動かすことが困難になります。体重をかけると強い痛みが走り、歩行が非常に難しくなることもあります。また、内出血や血腫が現れることもあります。

日常生活やスポーツの場面で、急な方向転換や着地の衝撃によって関節が不自然に曲がったりねじれたりすると、捻挫が起こります。捻挫は足首に多くみられますが、手首や指、肩、膝など、関節のある部位であればどこにでも起こりえます。

関節にはそれぞれ動かせる範囲が決まっています。ところが、転倒してしまったり、不安定な場所でつまずいたり、スポーツ中に無理な動きをしたりすると、その可動範囲を大きく超えてしまうことがあります。

そうした際に、関節を支えている靭帯や腱、軟骨といった組織に強い衝撃が加わり、一部が傷ついてしまうことがあります。これが「捻挫」の主な原因です。

「捻挫くらい…」と放置してしまうと、痛みが長引いたり、関節が不安定になったり、繰り返し捻挫を起こしやすい状態になってしまうことがあります。

当院では、捻挫でご来院された患者様お一人おひとりに丁寧なカウンセリングを行い、関節の可動域などをしっかりと検査いたします。その結果を踏まえて、最適なオーダーメイドの治療計画をご提案し、根本からの改善を目指します。

「できるだけ早く元の日常生活に戻りたい」「スポーツに復帰したい」とお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。私たちと一緒に、捻挫をしっかりと改善してまいりましょう。

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